リンゴの花芽の成長過程/復習

昨日のリンゴの花です。飾り気はないですが、質素で可愛らしい花です。
リンゴの花_2011-5-30.JPG
やっとポツポツ咲き始めましたが、気温が低くて遅れ気味です。
リンゴは一か所から幾つかの花が咲きますが、中心にある花を「中心花」、それ以外を「側花」と言います。
側花がわかる花芽_2011-5-30.JPG
ところで、中心花、側花、そして近くにある葉っぱ、これらは全部が元々は小さな花芽の中に納まっていたことは御存じですか?
それでは、冬から順番に花芽の成長を振り返ってみましょう。
1月の真冬、氷の中で寒さにじっと耐える花芽。小さいですね。
冬のリンゴの花芽.JPG
4月初旬、まだ芽は開きません。
花芽1.JPG
4月末、芽が開き始めました。
リンゴの芽開_2011.JPG
5月初旬、芽がだいぶ開いて、中にツボミが見えてきます。
リンゴの花芽横_2011.jpg
5月17日、更に開いて花芽が大きくなってきます。
リンゴの花芽_2011_5_17.JPG
5月19日、葉がしっかり開いて、ツボミが赤く色づいて来ます。
リンゴの花芽_2011_5_19.JPG
5月26日、ツボミが一つ一つ分かれました。開花間近です。
リンゴ花芽_2011-5-26.JPG
5月29日、中心花が咲きました。
リンゴの花咲き始め1_2011-5-29.jpg
真冬の小さい花芽から、沢山の花芽や、葉が出てくるのは不思議ですね。
実は小さい花芽の中に、花や葉の元が折り畳まれて準備されているのです。その小さな花芽が凍てつく冬の寒さに耐えぬいて、沢山のツボミや葉を出して、遂に花開くのです。植物の生命力、大したもんですね。
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